新型コロナウイルス感染症をきっかけに家で楽しめるエンターテイメント、ライバーの存在がますます注目を集めています。ライバーを始める人、これから挑戦したい人が増加する一方で、まずは何から始めたら良いのか分からないという迷子の初心者もたくさんいるのではないでしょうか。ここでは、初心者ライバーが最初に意識しておくべき行動についてご紹介します。自分ができそうなことからで良いので参考にしてみてください。
・決まった曜日、時間に配信する
・リスナーとのコミュニケーションは不可欠
・時にはリスナー側になろう
・他のSNSでライバー専用のアカウントを作る
決まった曜日、時間に配信する
初心者ライバーで「まずはなにから始めよう」と悩んだとき、配信する時機を決めることから考えてみてください。ライバーは好きな時間に配信することができますが、自分の気が向いたときにだけ配信していると、リスナーもその時間をわざわざ捻出して視聴しにこなければならいない手間がかかります。そのため、配信時間や配信頻度に一定のリズムを作るとリスナーも視聴しやすいです。例えば、「月曜日~金曜日の朝7時から2時間配信しています」とプロフィールに記載しておくと、リスナーは通勤・通学時間を利用して日課のように視聴しにきてくれる効果が期待できます。仕事や学校から帰宅した夜のリラックスタイムに絞って配信することもおすすめです。視聴してほしいリスナーのライフスタイルを想像しながら、自分が活動できる時間帯を決めて配信してみてくださいね。
リスナーとのコミュニケーションは不可欠
ライバーは自分の得意分野や好きな内容を選んで自由に配信することができますが、「自分さえ楽しければよい」とだけ考えていると、いつまでたってもたくさんのリスナーが視聴しにきてくれるようにはなりません。雑談はもちろん、会話をメインとしないダンスや歌を配信するときであっても、リスナーのリクエストを聞いたり感想を求めたりするなど生配信のメリットを上手く活用しましょう。また、リスナーは良いと思ったライバーに投げ銭という形でパフォーマンスに対するお礼や応援をしてくれることがあります。そんなときはライバーも感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。画面越しのコミュニケーションなので、オーバー過ぎるくらい表現しても良いです。お互いに良い反応を返し合えることで好循環が生まれ、他のリスナーも巻き込んでいくことができますよ。ライバーは、リスナーとコミュニケーションを取ることで一緒に配信内容を作り上げていくという姿勢が重要です。
時にはリスナー側になろう
ライバーになったら、時にはリスナーとなって他の人気ライバーの配信を視聴しにいってみてください。現役で活躍しているトップライバーの配信からは、リスナーへの対応や配信内容の工夫、好感度の上がる話し方など、見習うべきことがたくさん発見できます。発見ができれば自分が配信する際にも取り入れてどんどん真似をしていきましょう。さらに、好きな人気ライバーと繋がりを持つことになると、仲の良いライバーとして紹介してもらえるという棚からぼたもちの現象もあり得ます。また、リスナーとしてさまざまなアプリを試しているうちに、雰囲気や利用方法が自分に合っているなと思えるアプリを発見することもあります。リスナー側にまわることで、どんなアプリを用いてどんなライバーになっていこうかという戦略を立てていくことができるので、積極的に分析してみてください。
他のSNSでライバー専用のアカウントを作る
ライバーの活動をより多くの人に知ってもらう方法として有効なのが、他のSNSでライバー専用のアカウントを作ってライブ配信の情報を宣伝することです。他のSNSにはライバーという職業そのものを知らない人が多くいます。それを逆手にとって、普段からライバーの情報を共有したり写真をアップしたりしておくと、「視聴してみようかな」と関心を持ってくれる人も出てくるはずです。そこから新たなファン獲得へとつなげることもできるので、ぜひ他のSNSも活用してライバー活動を多方面から発信していってください。
ライバー初心者はどんな配信をしたら良いのか、どうやったらリスナーが集まってくれるのかなにもかもが不安になってしまいますよね。人気ライバーになるにはある程度の努力が必要ですが、まずは上記のうちのできることから意識して行動し始めてみてください。リスナーと仲良くなったり投げ銭で報酬をもらえたりするうちに、ライブ配信にかける手間は楽しみながらできる努力に変わっていくでしょう。