ライバー事務所に入るデメリットはある?

トップライバーを目指すなら、ライバー活動におけるすべてのことを自分1人でこなそうとするのは正直大変です。配信の工夫、自己プロデュース、時間管理、そのほかいろいろな雑務など…。それらの悩みに寄り添い解決してくれ、仲間もできる。ライバー事務所に入ると受け取ることができるメリットはたくさんあります。そんな良いこと尽くしに思える事務所への所属について、デメリットはどんなものがあるのか気になる人も多いですよね。ここでは、ライバー事務所に所属することのデメリットについてご紹介します。

・自分の思った通りに活動できない?
・マネジメント料と収入のバランスが悪い?
・ノルマがしんどい?
・契約内容によってはトラブルも

自分の思った通りに活動できない?

ライバー事務所に所属すると、あなたがよりライバーとして人気が出るように事務所がプロデュースしてくれます。そのため、ときにはあなたの意向とは違った方向性で活動するよう指示されることがあるかもしれません。「こんなことをしたくてライバーになったわけじゃないのに…」と、ライブ配信そのものが辛くなってしまってはモチベーションも下がってしまいますよね。もちろん、事務所側はあなたの魅力を引き出すために提案しているのですが、あまりにも自分と合わないことを求められるならば、事務所に所属することはデメリットといえます。

マネジメント料と収入のバランスが悪い?

先述したプロデュースも含め、事務所はライバーがより快適に活動できるようにさまざまなサポート体制を準備しています。そのため、ライバーが投げ銭などで得た収入の何パーセントかは事務所に差し引かれることになります。せっかくライブ配信でたくさん稼いだにもかかわらず全額自分のものにならないならば…と、事務所に所属することをためらう人は多くいるようです。しかし、事務所に所属することでライバーとしての質も上がり収入アップを狙えるので、マネジメント料を引かれること自体はデメリットではありません。重要なのは、引かれるマネジメント料と得る収入のバランスが合っているかどうか。高いマネジメント料のわりに、まったく稼ぐことができないのであれば事務所に所属し続けることを考え直す必要があると思います。

ノルマがしんどい?

人気ライバーになるためには誰でも、ある程度の配信時間を確保する必要があります。そのためライバー事務所によっては、配信時間のノルマを課すことがあります。また、「月にこのくらいは稼いでくださいね」という達成金額のノルマを課すところも。ノルマがあるとやる気が出る!と意欲的になれる人は問題ありませんし、トップライバーになるために目標を立てることは重要です。しかし、ノルマが厳しすぎて身体を壊してしまっては元も子もありませんよね。事務所に所属するならば、その事務所が課しているノルマはどういったものかしっかり確認しておきましょう。自分のペースでコツコツやっていきたいと考えている人はフリーで活動するか、もしくはノルマのない事務所選びをすることもポイントです。

契約内容によってはトラブルも

事務所との契約内容でよくあるトラブルとして「事務所を通さない他のライバー活動を禁止される」「ノルマを達成できなかった場合の罰金」「事務所を辞める際にかかる違約金」などがあります。なかには、事務所を辞めた後であってもライバー活動をすることやその他の芸能活動を全面禁止とする事務所もあります。ライバー事務所によっては残念ながら悪質なところもあり、あきらかにライバーにとって不利な契約内容を提示してくる場合もあるのが事実です。悪質な事務所でなくても、自身の確認不足で契約内容を後から知って大変な思いをすることもあり得ます。ライバー事務所に入るときは、契約内容で少しでも疑問に感じたことは質問し納得してから所属することを決めましょう。

以上、ライバー事務所に所属するデメリットをご紹介しました。もちろん、事務所に所属することでライバーが受け取れるメリットはたくさんあります。しかし、事務所に所属することで「しんどい」「続けるのが辛い」と感じてしまうのであれば、フリーで活動する道も考えてみてください。自分に合った方法で充実したライバー活動を実現させてくださいね。