時間や場所に縛られず自由度の高いライバーは育児や家事に多忙な主婦の間でも人気を集め、始める人が増えています。このようにママライバーのメリットに焦点が当たりやすいですが、もちろんママライバーになるデメリットもあります。あらかじめデメリットを理解しておくことで始めたときのギャップも少なくなるはず。ここでは、魅力ある働き方で注目を集めるママライバーの、デメリットの部分についてご紹介します。
・独身ライバーよりもファンは付きにくい?
・個人情報漏えいは自分だけの問題ではない
・夫婦喧嘩の原因になることも
独身ライバーよりもファンは付きにくい?
とくに女性ライバーにおいて、疑似恋愛の対象となるようなライバーがリスナーの評価も高くなりがちです。実際、ファン欲しさに既婚や子持ちであることを隠してライバー活動する人もいるほど。しかし、このような嘘をついたままライバー活動を続けていくことは精神衛生上おすすめできません。ライバーはリスナーとのリアルタイムのコミュニケーションがメインですから、ふとしたことから偽造していることが発覚してしまうとリスナーの信頼も無くなってしまいます。ママライバー特有の母性や安心感、子育てに関する苦労や悩みなどをそのままのあなたで配信することで、応援してくれるリスナーを見つけていきましょう。
個人情報漏えいは自分だけの問題ではない
ママに限らずライバー活動していると、まれではありますがストーカー行為をするようなリスナーと遭遇してしまうことも残念ながらあります。ママライバーをする上でのリスクは、個人が特定された際に子どもの個人情報まで晒されてしまう危険性があることです。ファン獲得のためにライブ配信アプリ以外のSNSを有効活用することは効果的ではありますが、InstagramやTwitterなどに個人や住所が分かるようなものをアップすることのないよう気を付けておくことが重要です。また、仲良くなったからといってリスナーに極めて個人的なことを漏らしてしまうのも厳禁です。ライバー活動のあらゆる発信において、仕事とプライベートの線引きをして、自分自身と家族を守りましょう。
夫婦喧嘩の原因になることも
ママライバーとして活躍している人が増えているのは確かです。しかし、ライバーそのものを知らない人にとってはスマホで何をしているのか理解されづらい職業でもあります。手軽に始められる分、旦那には内緒でお小遣い稼ぎから始めようと考える人も多いですが、夫婦喧嘩の原因とならないようあらかじめパートナーに理解を求めておきましょう。ライバーは配信のほかにも、自己PRやイベントの告知などスマホに接する機会が多くなりがちです。近くにいる家族をないがしろにしてしまうことのないよう気を付けておきたいものです。秘密にせずにむしろ応援してもらえることで、ママライバーの活力にもなります。活動に関して夫婦間で話し合っておくことは大切です。
ママライバーになるデメリットについて、「なんだそんなことか」と思うようなものばかりだったかもしれません。しかし、一見当たり前のようなことほど見落としてしまいがちになってはいないでしょうか。ママライバーは先述したように自由度が高く収入にも上限のない魅力のある働き方です。同時に今一度、ママライバーならではのデメリットを見直してしっかりと対策をとっておきましょう。