「会話が続かない」がなくなる!雑談配信のコツ

ライバーの配信内容に多い雑談枠ですが、リスナーとの会話が続かないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。「リスナーに興味を持つことが大切」「たくさん質問をしてリスナーを巻き込む」など、やればいいことは分かっているけど具体的にどうすればいいの?と悩めるライバーのために、雑談配信のちょっとしたコツをご紹介します。

・質問の仕方は2種類
・はじめは「クローズドクエスチョン」で
・リスナーのプロフィール欄は必ずチェック

質問の仕方は2種類

 相手に対して質問する際、その方法は大きく分けて2種類あります。

①クローズドクエスチョン

クローズドクエスチョンとは、「はいorいいえ」もしくは「A or B」で答えられる質問をいいます。相手があまり悩まずに答えることができるのが特徴です。
例)ライバー「動物は好きですか?」
  リスナー「はい」
  ライバー「猫派ですか?犬派ですか?」
  リスナー「犬派です」

②オープンクエスチョン

オープンクエスチョンとは、「はい or いいえ」で答えられないような質問で、答えの選択肢が多いものをいいます。相手に考えさせたいときに使うと効果的です。
例)ライバー「なんの動物が好きですか?」
  リスナー「猫好きです。あ、鳥も好きかな~」

はじめは「クローズドクエスチョン」で

 リスナーはライバーとコミュニケーションが取りたくて視聴しにきている場合が多いです。しかし、そうはいってもはじめてのリスナーがコメント欄に書き込むのは勇気のいること。そんなときライバーは、クローズドクエスチョンを用いてリスナーが答えやすい雰囲気作りから始めましょう。
例)ライバー「昼間眠くてコーヒー飲んだんですが、実はコーヒー苦手なんです。リスナーさんはコーヒー好きですか?」
  リスナー「はい」
  ライバー「お好きなんですね!ミルクは入れますか?ブラックですか?」
  リスナー「ミルク入れます」
  ライバー「確かにミルク入れたら飲みやすいなあ。甘いのは平気なんですか?」
  リスナー「甘いのも好きですよ」

このようにリスナーが答えやすいクローズドクエスチョンで質問すると、はじめての人でもコメントがしやすくなります。ただし、あまりにもテンポよく質問攻めにしてしまうとリスナーも窮屈になってしまいます。なにごとも極端は禁物です。相手に時間を与えて答えを考えさせるオープンクエスチョンを交えたり他のリスナーにも質問を振ったりしながら、会話を広げていきましょう。

リスナーのプロフィールは必ずチェック

 視聴しに来てくれたリスナーのプロフィールは必ずチェックしに行きましょう。プロフィール欄にリスナーの好きなものが書かれていれば、それを取り上げて会話を始めていくことができますね。また、リスナーが初心者の場合、プロフィール欄にまだなにも書かれていないことがあります。そんなときも「まだなにも書かれていないってことは、初心者さんですか?」など、どんなリスナーにも積極的に話しかけてみるのも大切です。ある程度ファンがついてきたとしても、こまめにリスナーのプロフィールをチェックしておくことで、たくさんいるリスナーの特徴を掴みやすいです。人気ライバーとなってもリスナーのプロフィールのチェックはやっているということですね。リスナーへのアンテナが高い人こそ、人気ライバーになることができるのです。

ライブ配信の中でも雑談配信はもっとも気軽ですが、そのぶんリスナーとのコミュニケーション力が試されます。そこで少し会話のコツをおさえることができていれば、一つのネタから話を広げていくこともでき、案外スムーズにコミュニケーションは成立するものです。ライブ配信だけではなく普段の生活でも使えるものなので、たくさん試してみてくださいね。