親子ライブ配信のメリットと危険性

親子で動画配信しているYouTuberが人気ですね。

親子配信が話題のYouTubeチャンネル

・さやりさチャンネル
・なーちゃんねる(Naaachannel)
・キッズライン♡Kids Line.
・Kan & Aki’s CHANNELかんあきチャンネル
・HIMAWARIちゃんねる
・70cleam.

YouTuberが親子で配信しているなら、ライバーも?

YouTubeで成功している親子動画があるなら、ライブ配信でもと考えるママもいるかもしれません。
しかし、YouTube以上にライブ配信に子供を出すのはリスクが高いことを知っておかなければなりません。

ライバーは自分でライブ配信をして、お金が入ってくる、場合によっては確定申告や手続きを体験するなど、社会を学ぶ材料になるかもしれません。
「働くこと」を幼少期から身近に感じられる効果もあります。
お金が入ってくると、税金や手続き、制度に目を向けることにもなり、一つの経験としては十分です。
それでも、安易に行ってはいけない理由があります。

ライブ配信は個人情報が特定されやすい

本名は出してない、ライバーネームだから安心ではありません。子供の顔出しをすれば、Google画像検索などで簡単に個人の特定が可能です。
ライブ配信中に近所の看板や学校の名前が入った書類などが写りこむことも考えられます。
自宅の住所や学校がわかってしまうと、大切な家族がストーカー、誘拐といったトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

子どもの年齢にもよりますが、ライブ配信で楽しくなってリスナーに教えてはいけない情報を漏らしたり、著作権などを侵害する行為、お友達の顔を見せるなど他の家族に迷惑をかける行為も、悪気なく行ってしまうことも考えられます。

子供にはライブ配信の視聴者に悪い人も含まれていることを伝えましょう

ライブ配信の楽しさだけ伝えるのは危険です。アンチコメントに子供が傷ついたり、悪いことを考えている人も存在することを教えることも大切です。

どうしても親子配信したいなら親が徹底的に管理すること

写りこむ情報、著作権や肖像権、プライバシー問題、匿名性、中傷などをしっかり考慮して、親が徹底的に管理できる状況で検討しましょう。
また、各ライブ配信アプリには禁止事項や規定が存在します。子供が禁止事項や規定違反をしないように、熟知しておく必要もあります。

中学生以上なら要件等

ライバーマムでは中学生以下の子供をライブ配信に出演させるのは、リスキーなのでお勧めできません。
ただ、中学生以上で分別がつく場合に、「ライブ配信やってみたい」と志願している場合は、ママが徹底的に管理した上で体験させるのも勉強になります。
ただ、ライブ配信だけが仕事や社会ではありません。好きなこと以外の、社会で経験する様々な体験も必要です。
YouTuberやライバーは、いまや子供が憧れる職業です。親としては、子供が分別がつき、リスクマネジメントできる年齢まではしっかり注意して見守る必要があります。