投げ銭って何?
ライブ配信アプリやウェブサイト経由でお金やギフトを提供する行為を「投げ銭」と言います。
ライブ配信の場合は、ライバーに対する称賛や感謝の意味を込めて、それぞれのライブ配信アプリについている投げ銭機能を使用して送金します。
オンラインでコミュニケーションするライバーとリスナーが現金のやり取りをすることは不可能。
リスナーは、ライブ配信アプリに設定されたバーチャルアイテムをクレジットなどで購入し、そのアイテムをライバーへプレゼントすることができるのです。
受け取る側のライバーは、アイテムを後ほど換金できます。
ライバーにとっての投げ銭
自分の配信や言動に対して、リスナーが応援・称賛の意を込めて投げ銭をくれる。それが直接自分の収入になる。
これほどモチベーションの上がることはありません。リスナーを喜ばせたい!というプロ意識が生まれる仕組みでもあります。
リスナーにとっての投げ銭
投げ銭は、リスナーにとって、お気に入りのライバーに「応援しているよ」と形で示すことができる仕組みでもあります。
ライブ配信は投げ銭という未知数要素が存在する
ライブ配信に「投げ銭」という機能が存在する以上、ライバーの収入は未知数です。
時給では辿りつけない領域に行くこともできるからです。
ライバーは人気が出てリスナーが増えるほど、投げ銭収入が増える場合が多く、また、リスナーの数はそこそこでも、ライバーに入れ込んでいる深いファンをしっかり増やしているライバーも投げ銭収入が高くなります。ただ、投げ銭が加速すると、ライバーが投げ銭欲しさにリスナーの過度な要求にこたえる、という危険な面も存在します。
10代の女性ライバーには、この投げ銭トラブルもよく発生するようです。
主婦・ママは家庭があるライバーです。良識の範囲でリスナーとコミュニケーションしましょう。
投げ銭の還元率や手数料
投げ銭は、ライバーの収入につながるものです。ただ、投げ銭は丸ごとライバーの報酬にはなりません。
還元率や手数料はライブ配信アプリによって異なります。
「SHOWROOM」は還元率が20%~30%なのに対し、「YouTube Live」「Twitch」「ツイキャス」は70%くらいとされています。
還元率が高くても、手数料が高い場合もあり、両方を確認する必要があります。
特に「還元率100%」と誇張表現しているライバー事務所は手数料ががっつり引かれるケースがあります。
投げ銭の楽しさを体感するならライバー
投げ銭機能はYouTubeにもTwitterにもありますが、リアルタイムに楽しんで投げ銭を体感するならライバーがお勧めです。
最初はリスナーが少なくても、継続するうちに投げ銭が毎月増え、楽しくなってくる人が多いからです。